AdWords(アドワーズ広告)〜キーワードの作り方 

アドワーズ広告で最も重要なのがキーワードだ。キーワード次第でクリック率が左右される。当然、掲載順位にも大いに影響を及ぼす。



完全一致、フレーズ一致、部分一致を上手く活用しよう


部分一致はヒットするキーワードが多いのでお得な気がするが、ヒット数が多いということはそれだけ無駄な表示も増え、クリック率が低下してしまうのである。そうすると順位は落ち、単価を釣り上げざるを得なくなる。かといって全部完全一致にしては自分が思ってもみないキーワードで検索された時に表示されないということになる。また、人気の高い(検索回数の多い)キーワードは必然的に単価は釣り上がってしまう。
このような時は完全一致とフレーズ一致、部分一致をバランス良く設定しなければならない。絶対外せないキーワードや人気の高いキーワードは完全一致で登録し、複数の組み合わせキーワードで人気の高いキーワードはフレーズ一致、組み合わせキーワードで人気も低いキーワードは部分一致で登録する。

例)靴を販売する時は「靴」というキーワードは外せないが、検索回数が多いので完全一致。
[靴](完全一致、「靴」と検索された時だけ表示)
[靴 販売](完全一致、「靴 販売」と検索された時だけ表示)
"販売 靴"(フレーズ一致、「販売 靴」や「販売 靴 大きい」などで表示)
大きい 靴 販売(部分一致、「大きい 靴 販売」でも「販売 大きい 靴」「販売 革靴 大きい」などでも表示)
※完全一致を補うために、フレーズ一致と部分一致はなるべく多く登録しよう。



除外キーワードを登録しよう


上の靴の例でいくと、通常の靴屋ではバレエの靴は販売しないから「-(マイナス)」で除外することで無駄な表示が減り、クリック率も上がる。無駄な表示をどんどん除外していけば順位が上がるはずである。

例)無駄なキーワードはどんどん除外していく
-バレエ
-ガラス
-靴下



呼び方の違い、略称、変換間違いに注意


人や地方によっては呼び方が違ったり、パソコンならではの変換間違いなども意外と多い。また、流行り言葉など略称が新たにできている場合もあるので、常にアンテナを張り巡らせておくこと。

例)
くつ(ひらがな)
シューズ(カタカナ)
ズック、つっかけ、など(呼び方の違い)
川靴(変換間違い)



グループ分けする


AdWords(アドワーズ広告)〜広告文の作り方その2でも述べたが、キーワードによってグループ分けすることでグループでのクリック率が上がり、よりコンバージョン率の高いグループはクリック単価を高く、あまり成約につながらないキーワード郡はクリック単価を下げるといった使い分けもできる。



ターゲットから連想するキーワードを使う


例えば就職活動している大学生がターゲットなら「面接」や「新聞」というキーワードも有効かもしれない。子供がいる家庭がターゲットなら「プーさん」「プレゼント」というキーワードも有効かもしれないのである。



時にはあきらめも肝心


物によっては競争相手が単価の高い商材を扱っていると、その相手は広告費にも相当な費用を費やしてくるだろう。そういうキーワードで勝負しても勝ち目がないことは見えている。そのような場合はアドワーズ広告をあきらめて、費用のあまりかからないSEOで勝負しよう。


AdWords(アドワーズ広告)〜広告文の作り方その2 

前回は広告文を作るにあたっての主に注意事項を述べたが、今回はクリックされやすい文について述べたいと思う。


キーワード(ターゲット)に合わせた広告文にする


例えば「パソコン」を検索する時に「自作 パソコン」とキーワードを打ち込み検索している人は玄人の可能性が高いが「自作 パソコン 作り方」と検索している人はそうでもない。また、「パソコン 選び方」と入力して検索している人は初心者の可能性が高い。「激安 パソコン」「安い パソコン」などは価格を気にしているし、「中古 パソコン」は中古を探している。このように、キーワードによってある程度ターゲットが予想できるのである。
キーワードによって「パソコン初心者」「パソコン中古」などとグループ分けし、グループそれぞれに合わせた広告文を作成すれば、ターゲットの心をつかむことができるのだ。



クリックさせたければお得感を出す


買って欲しい商品とは別に目玉商品などがあれば、その商品を広告文に盛り込んで、とにかく訪問してもらおう。自店の最終目的が高額なものであっても「無料お試し」などと書くのだ。そうすれば「認知・ブランド構築」という点でも効果があるし、もしかしたら目的の商品の購入につながるかもしれない。そのためにはホームページの動線・誘導やCI・VIがしっかりできていることが前提となる。
ただし、ターゲットによっては逆効果の場合もある。「高機能」「高効能」「実力派」などを探している人は、「無料」「低価格」には見向きもしないだろう。その場合に、前述の「キーワード(ターゲット)に合わせた広告文」が効いてくるのだ。
※ただし、目玉商品がある場合だけである。無料お試しというシステムがないのに「無料お試し」とうたわないように!



ユーザー目線で書く


「教えます」より「分かる」、「差し上げます」より「もらえる」のほうがより共感が持てる言葉になる。広告文はこのようにユーザー目線で書くとクリック率が高まる。
ただし、これも上記同様ターゲットによっては逆効果の場合がある。「わらにもすがる思い」の人には「教えます」のほうが効果が高くなるのだ。



自店の売りにマッチした広告文


当然のことではあるが、自社の売りを先に広告でうたっていたほうが訪問者は購入につながりやすい。しかし、そのためには広告とホームページを連動させることも重要になる。商品ごとに広告文を作り、広告文ごとに専用のページを作ることが望ましい。
また、広告文を自店の売りにマッチさせることによって、広告の品質も上がり、上位に表示される可能性が高くなる。AdWords(アドワーズ広告)〜掲載順位の秘密で述べたように、掲載順位は広告文の関連性も考慮される。



広告文は定期的に変更する


アドワーズ広告に限らず、広告は長く出していると飽きられてしまう。同じ広告をしつこく掲載しブランド力を高めるという使い方もあるが、アドワーズ広告はテキストである。バナー広告ならまだしも、テキストでブランド力をつけるのは難しい。アドワーズ広告で求めるのはやはり反響・レスポンスである。
検索サイトでは常に新規見込みも訪れるが、特にパートナーサイトではリピーターを多く含む。そのようなサイトで同じ広告を掲載していても効果は落ちていく一方である。広告文は2,3ヶ月くらいで変更したほうが良い。



広告文を複数登録する


アドワーズ広告は広告文をいくつも登録しておくことが可能だ。2つ以上登録しておくと、自動的にローテーション表示され、さらにクリック率の低い広告文はだんだん表示されなくなっていく。これを利用して広告文をいくつか登録しておけば、同じユーザーでも検索して「次ページ」を押すたびに表示される広告文が違うから、一方はクリックされなくてももう一方の広告文がクリックされる可能性がある。
広告文を変更する時も、クリック率の悪い広告文だけ変更すれば良いので、広告文変更によるクリック率の低下も防ぐことができるのだ。
「お得感」や「ユーザー目線」が逆効果になる場合もあると述べたが、このアドワーズの機能を利用すれば、どちらがより適しているかが分かるので便利だ。相反する広告を登録しておけば、よりマッチした広告文だけがだんだん表示回数が増えてくるからだ。


以上のことを実践していけば、次第に「どんな広告文が効果があるか」が分かってくるはずだ。

AdWords(アドワーズ広告)〜広告文の作り方 


広告文を作るにあたって


AdWords(アドワーズ広告)〜掲載順位の秘密でも述べたが、掲載順位を上げる要素の一つに「広告文の関連性」がある。狙うキーワードに合わせて広告文を考えよう。
また「クリック率」も順位に大きく影響するので、人の心を打つ広告文を考えよう。コピーひとつでクリック率は大きく変わるぞ。ここで注意することは、あまり広告色を出さず客観的に書くこと。何か矛盾しているようだが、Googleのアドワーズはけっこう細かい制限が多い。その制限を考慮しながら作る必要がある。

●Googleでの広告文に関する注意事項
  • 見出しは全角12文字以内(半角で24文字)、本文は1行につき全角17文字、2行で32文字以内。
  • 見出しと本文に関連性があること。
  • 雨垂れ(!)と耳垂れ(?)はそれぞれ1回ずつしか使えない。
  • 句読点は使えるが、記号は使えない。
  • 半角カナは使えない。
  • 英数字は半角を使うこと。
  • 大文字だけのアルファベットは使えない。(固有名詞ならOK)また、カタカナで表現できるのにわざとアルファベットを使うのはダメ。
  • 同じ言葉を意味もなく連発するのはダメ。
  • 意味のないスペースはダメ。
  • 「ここをクリック」「ようこそ」などの文はダメ。
  • 「業界ナンバー1」などの文は、リンク先のページでその証明をしなければならない。
  • 「無料」「新発売」などもリンク先ページで実証されていること。
  • 「裏技」「効く」などはNG。
  • その他、人に不快を与える表現、適切でない言葉、誤字脱字はNG。

    ●Googleでのリンク先に関する注意事項
  • リンク先が存在すること。
  • ショッピングサイトは「訪問販売法に基づく表示」があること。
  • ポップアップなど別ウィンドウが開くページはNG。

    この他にも細かい制限があるが、掲載差し止めを恐れているといい広告ができないので、まずは思いきって広告を作ってみよう。NGが出たら、再考すればいい。

    ●Google以外で表示される時のことを考慮する
    Googleの右側では広告文の本文は2行に表示されるが、Google上部や他のポータルサイトでの表示は1行で表示される。1行になっても意味の通る本文にすること。
    (例)青:1行目緑:2行目
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  • AdWords(アドワーズ広告)〜掲載順位の秘密 


    掲載順位の仕組み


    AdWords(アドワーズ広告)での広告の掲載順位は単純にオークション方式というわけではない。たとえ広告といえど「検索エンジン」としての品質を保っている。検索されたキーワードによりマッチした広告が上位に表示されるように工夫されている。
    ちょっと前までは掲載順位の計算は

    掲載順位 = 上限CPC(クリック単価)× CTR(クリック率)

    となっていた。極端に言うと、面白かったり、目を引く広告文ならクリック率が高まり、関係のないキーワードでも上位表示も狙えたのだ。(実際はそう上手くいかないですけど)
    しかし、今年の夏くらいにその基準が変わった。

    掲載順位 = 上限CPC(クリック単価)× 品質スコア

    品質スコア = CTR(クリック率)+ 広告文の関連性 + そのキーワードでの過去の掲載結果 + その他関連性

    見て分かる通り、検索されたキーワードとその広告文の関連性が重要視されるようになったのだ。酒屋さんが「酒屋」では上位表示を狙うのは簡単だけど、「玩具屋」で上位表示を狙うにはお金を積まなきゃ狙えないわけだ。
    こうして見ると難しそうだが、欲張らずにキーワードを絞ってクリック率を高めていけば、単価が安くても上位を狙えるということである。



    順位はどの位を狙えばいいか


    資金に余裕のある企業なら当然1位を狙うべきだろう。上位に表示されればクリック率も高くなるし、上手くすれば上部表示(Googleの右側じゃなくて上部に表示される)になる。品質を高め、かつ単価も高く設定すれば、必ず上位表示が狙える。
    資金に余裕のない商店などは単価で競争しても勝てないだろうから、キーワードの的を絞って「上位表示」を狙うか、単価は安めに設定して「常時表示」を狙うか、予算やコストを考えて決めよう。
    ただ、常時表示と言っても、3位以上はキープしたいものだ。なぜかと言うと、Google上では5位以下も表示されるが、Google AdSenseのパートナーサイトには4位まで、中には3位までしか表示されないところもあるからである。


    AdWords(アドワーズ広告)〜はじめの一歩 


    AdWords(アドワーズ広告)とは


    AdWords(アドワーズ広告)とはGoogleが運営しているリスティング広告で、Googleで検索した時に上部や右側に出てくるリンク郡のことです。Googleだけじゃなく、GooやInfoseek、Livedoor、nifty、Excite、BIGLOBEなど多数のポータルサイトにも掲載され、さらにGoogle AdSenseに登録した数多くのパートナーサイトにも掲載されます。つまり、リスティング+アフィリエイトのようなものです。
    日本での検索はYahoo!に劣りますが、世界ではトップシェアを誇り、アドワーズは多数のポータルサイトと多数のパートナーサイトというネットワークがあるため、Yahoo!が運営するリスティング広告であるオーバーチュアにひけをとりません。しかも、オーバーチュアはクリック単価50円〜に対し、アドワーズは最低1円からスタートできます。(つい最近までは7円からでしたが、変更されました)
    インターネットを利用するほとんどのユーザーは検索エンジンを利用して情報を探しますから、外せない広告の一つと言えるでしょう。



    リスティング広告とは


    アドワーズ広告に限らずリスティング広告は、ユーザーが検索エンジンで検索した際に、あたかも検索結果であるかのように広告が表示されます。ここで表示される広告は検索されたキーワードに関連のある内容であれば、クリックされる確率は高くなります。広告主はリスティング広告に出稿する際は、クリックされる確率がより高いキーワードに掲載されるように設定すれば、費用対効果をより高めることが可能になるのです。
    アドワーズ広告は、その仕組みが非常によくできており、とても一言では表せないような複雑な仕組みになっています。とっても奥が深いです。だからと言って、やる前から諦めないで下さい。やり方によっては大企業に負けないくらいの集客が得られますよ。



    広告を出す前に


    広告を出す前に、自分のホームページがちゃんとできているか確認してください。訴えたいことが伝わるか、ショッピングサイトなら購買したくなる仕組みができているか、そこで購入につながらなくてもユーザーを囲い込む仕組みができているか…。せっかく訪問してもらっても、ホームページが不完全だと二度と来てもらえない可能性もあるのです。